高橋尚子金メダルへの絆
高橋尚子金メダルへの絆 / 感想・レビュー
Kentaro
96年のアトランタ五輪は有森が銅メダルを獲得し、世間では感動をよんだが、小出監督はアトランタ五輪の選考が行われる前に、有森よりもできるなら鈴木博美を一番に選んで欲しいと申し出たそうだ。 その頃の練習では二人を同じコースで30kmのタイムトライアルをしてみると、鈴木の方が8分も速かったという。 そして、鈴木博美を出していれば金メダルをとれていただろうと思っていたそうだ。2000年のシドニーも高橋と鈴木の二人を出したかったと振り替える。 人生とは不思議なもので光の影には能力的には抜きん出ていたライバルがいた。
2019/08/12
Hiro
(図書館借)小出監督本→Qちゃん本→本著。と一見似たりよったりの本を一気に読了しました。この順番で読んで正解だったと思う。似て非なる3冊。陸上が好きで好きでたまらない2人が幸運によって巡り会い共に五輪という世界の大舞台を目標に楽しみながらトレーニングをしていく物語は客観的に見ると実に微笑ましい。監督の自由奔放さ、そしてQちゃんの天真爛漫な性格が合わさってもたらされた金メダルなんだろうなぁと。サクッと終始心地よく読めました♪
2017/04/21
休止中
小出監督の筆が好きです。Qちゃんとの師弟関係もよい。 「勝つべくして勝」できることじゃないです。 閉そく感ただよう日本。小出監督の手腕でもう一度日本に元気をください。
2012/10/28
えばんす
ゴーストライターが乱雑に書いたであろう文体は残念だが、他の高橋尚子の本に比べるとQちゃんと小出義雄監督へのライターの理解が深いように感じる。金メダルへの道の舞台裏で2人3脚でがんばった2人の雄姿がリアルに描かれている。「やればできる」というQちゃんの姿勢に感動した。
2012/03/23
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