国家の貧困: 格差社会を今こそ粉砕せよ!
国家の貧困: 格差社会を今こそ粉砕せよ! / 感想・レビュー
阿部義彦
図書館本、2009年、日本文芸社。プレカリアートの提唱者、雨宮処凛さんと政治評論家、森田実さんとの対談です。今から14年前の本なので、古さを感じさせるかな?とも思いましたが、貧困率云々に関しては、良くなる所か当時より更に悲惨な事になってるので、歴史的にも得ることが多かったです。小泉内閣時代に社会保障を徹底的につぶした(医療福祉の崩壊)あとに不況になりそこにリーマンショックです。直後に首相になつた麻生氏は見識がなく、弱い者の痛みの分からない人。安倍氏に至っては日本を壊した大戦犯。引きこもりも増えてどうする?
2023/02/05
星辺気楽
自民党が復活する前の本だけど、現状はより一層悪くなっている。日本はどうなってしまうのか?国民はこのまま、我慢するだけなのか?森田さんて砂川事件の中心人物だったなんてちっとも知りませんでした。それにしても最近、テレビとかで拝見しないのは、やはり現政権のせい?
2016/02/20
てつの
この本に書いてあることは、それほどヒトゴトじゃない。いま働いている理由の半分は、仕事をやめた次の日から路頭に迷うのがわかっているから。そんな社会が変わるなら変わってほしい。変わるまでは、仕事を止められない。森田さんの経歴をはじめて知ったけど、すごい人だったんだ。
2010/02/10
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