政府・マスコミは「言葉の魔術」でウソをつく
政府・マスコミは「言葉の魔術」でウソをつく / 感想・レビュー
チャー
言葉の魔術というフレーズに興味を持ち手にとる。本書は広く社会で認知されている様々なフレーズについて、きちんとデータを見て自分の頭で考えることが大切だと伝えている。なんとなく大事だと思っていた貯金や、度々ニュースになる貿易赤字、年金、医療費に環境問題、節電、さらには生物や医薬に関すること等に関して、わかりやすい言葉の背景には発した側の思想が何かしら反映されている。何となくそれっぽい雰囲気を持ったざっくばらんな説明が思考停止を呼びそれ以上考えない。信じることも大切だが疑うことも大事であると改めて感じた。
2020/05/24
ペカソ・チャルマンチャイ
面白く読むことができた。極端な論説もあり、全ては賛同できないが、同意できる部分も多い。トキについては、誰か言ってくれないかなと思っていたことを言ってくれて嬉しかったな。
2014/09/10
ふくさん
刺激的なタイトルと著者の経歴に手に取った一冊。漫然と確たる根拠なく流布している言説などに異議を唱えており論旨明快で小気味よい。著者が強調しているように「知」は力なり、物事の本質を自分なりに究めバランス感覚を持つことや相対化 する視点も重要。示唆に富んだ一冊でした。★4つ。
2014/09/12
かめぴ
ホンマでっか!?の武田先生。池田先生の方が読みやすかった。爆。にしても、政府やマスコミや新聞や警察や知事・・はウソをつくよね。わかっているけど、それに対応しうるすべが、ない。国民もそれはわかっているでしょ。
2016/06/13
小桜
昔「石油が40年以内になくなる」と報じたNHKを信じた著者が、原子力分野を長年研究。後に石油は枯渇しないことに気がつき40代半ばで原子力の研究をやめたという。何から何まで自分で情報を集めて正しく判断できれば、私たちはそれと引き換えに、本来の生活する時間がなくなってしまいます。制度設計の最初から年金制度は破綻すると厚労省の年金課までもが見越していたとすれば、まさに計画的犯罪ですね。
2015/05/24
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