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がん患者よ、近藤誠を疑え

がん患者よ、近藤誠を疑え

がん患者よ、近藤誠を疑え

作家
近藤誠
出版社
日本文芸社
発売日
2016-03-30
ISBN
9784537261387
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がん患者よ、近藤誠を疑え / 感想・レビュー

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西澤 隆

訃報に「ひさしぶりに一冊」とKindleUnlimitedのリストからタイトルでこちらを読んでみる。彼の活躍はじめの頃はがん=死なドラマが大量にあっただけに患者の「きちんと医師に気持ちを聞いて欲しい」に応えたいと思った若き日の彼の思いは想像できる。でも結果として多くのひとが検証し改善している標準治療をここまで否定する根拠は弱いし「対数グラフなんてほとんどのひとは理解できない」など論ではなく自身の信用でしか説明しようとしていないなど理系の人が読むとクラクラするのではないかと思う。なにはともあれお疲れ様でした

2022/08/15

FK

もう何冊も読んできている。私自身の基本路線は決めてある。要するにガン治療は受けない。痛みがひどくなったり日常生活に支障を来すようになったら、その時はその緩和のための治療のみを受ける。以上だ。ただなぜかくまでも医者を信じるのか。日本社会は医者というものの位置付けを誤ったとしか言いようがない。医者も数ある仕事の一つであり、単なる職人に過ぎないのに。これは職人を見下しているのではなく、それ以上でもそれ以下でもないということ。医者とてビジネスであり、いくら親身に見えても基本はそういうことだ。

2017/01/28

ペカソ・チャルマンチャイ

ご存知、近藤誠さんの本。今回も冴えています。医者の中でもっと賛同者が増えて、このような認識が広まるか、せめて議論が深まることを期待します。医者の矜持を信じる。

2017/11/03

チャオ

昨年7月に肺がんで手術、1年経過で新たながんの可能性あり。10月に再検査。自分として今後をどのように対処すべきかの判断材料として読んだが、この内容では、ほとんど心に訴えてくるものなし。

2016/09/18

LibraBee!

【★:極端で過激。藁にもすがる患者は受け入れ難い。本書には出典がなく参考にできない】「疑い考え自らの知性と理性で判断が重要」という。これは何に対しても当てはまり面倒臭がらず考え行動し良くなる事はある。タイトル通り著者を疑えの点は好感がもてるが、弱みをみせ好意を感じてしまうのが心理、注意が必要。医者は癌患者の放置経験値がなく抗がん剤、手術、放射線といった治療は短命化させるという。進める放置療法の効果をみつけたといって持ち出したのは100年前のイギリスのデータ。古過ぎる。医学はそんなに発展していないのか。

2016/04/20

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