立松和平が読む良寛さんの和歌・俳句
立松和平が読む良寛さんの和歌・俳句 / 感想・レビュー
榊原 香織
良寛さんの書が好きです。 さらっとしながら修行の深さがにじみ出る。難しいことはいらない、いつまでも見ていたい。 道元さんと絡めて書いてある。墨蹟写真付き。 なかなか良いです(薄いし)
2022/07/06
田中寛一
良寛さんの和歌や俳句を通して、良寛さんの人と成りがよく描かれていた。子どもたちと戯れて遊ぶ良寛さんに、仏教的な意味づけしたり、和歌の中に仏教思想、特に曹洞宗の道元禅師の思想を汲み取り、その元の一文を示されていて、140頁の本書の中身はとても濃いものである。また書をされる人にとっても、取り上げられた和歌などの筆跡を見ることもできるのでいい。俳句「うらを見せおもてを見せて散るもみぢ」の辞世の句と示されている説明を読み、この句の奥深さを知ることができ良かった。
2020/03/17
ruri
この本に繰り返しでてくるのが、 【よき人と交われるならよき香りがつくのだが、悪しき人と交われば悪臭がつく。】ということ。 人間関係においての基礎なはずなのに、都会の日常生活において忘れてしまってた。
2016/02/09
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