中世のアウトサイダーたち
中世のアウトサイダーたち / 感想・レビュー
しいかあ
白水社は中世と言いながら平然と近世の本を出してくるので油断がならない。この本も殆どは近世の話。あと注が全部原文で翻訳されてないのはちょっとどうだろう。分野的には阿部謹也が得意とするところだけれども、これは社会学の本ではなく、あくまで史料に基づいた基礎的な研究の本なので、踏み込んだ論考を期待すると肩透かしを食らう。その当時の人々が、下層階級の人々のことをどう考えていたかを知るには良い本だと思う。
2016/08/04
猫猫
娼婦や死刑執行人の話が面白かったです。
2016/07/14
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