魚の祭 新装版
魚の祭 新装版 / 感想・レビュー
白石 謙悟
岸田國士戯曲賞受賞作品。事故により次男を亡くしたとある家族の物語。ひとつひとつのシーンが瑞々しくて、どこか静かな狂気を感じさせられた。内に秘められた愛情と憎悪など、色々な感情が垣間見ることができ、奥深い作品でした。ト書きが独特で参考になりました。
2016/06/25
ムラ
私が大好きな一冊.とても印象深いです. 舞台は,夏の葬式. 太陽がジリジリと照りつける中, 葬式のため,チリジリになっていた親族達はあつまる. 静かな描写,そして暗いストーリー. 情景は明るいけど,内容は暗い. 明るい夏の日差しの中に,親族たちの気まずさや,空虚がみえるような気がする. 演劇の戯曲なので,舞台で講演された事もあるようです.
Maumim
1999年7月16日読了。
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