ファンキー: 宇宙は見える所までしかない
ファンキー: 宇宙は見える所までしかない / 感想・レビュー
ふう
松尾スズキの第41回岸田國士戯曲賞受賞作。野田秀樹の選評に深く同意。活字にするとちょっと寒い(&時代を感じる)表現があったり、やっぱり人が演じて声に出して動いてこその松尾スズキだなぁと思ったりもしてなかなかリズムが掴めなかったけど、途中からはかなりすんなり読了(未失の故意とか紀国屋ホームなどはちょこちょこ気になったが)。こんなに下ネタやら差別用語やら満載なのに下品な感じがしないのはなんでだろうと思ってたら、あとがきに「努力ってなんか下品」とあって、あぁそうかと腑に落ちた。
2016/06/01
NEKOS
「笑ってください。あなたが笑っている場所だけが、ボクの居場所なのだから。凄く素朴なことがわかった。笑ってください。そこにしかボクの居場所はないんです。」軽妙な掛け合いにときたま挿入される台詞が何気なく本質を掴んでいてファンキー。いわゆるタブーとされている属性の人々に「頑張れ」ではなく「ひっくり返してみろよ」と挑発してファンキー。群像劇としての精度は微妙。けどこれは脚本なんだよね。観てみなきゃわからん。にしてもメンツが凄いな・・・
2012/06/09
チヒロ
ファンキーだよ。最高だよ。あたしどうしたらいいかわかんないよ。
2019/04/17
ハガキ
宇宙は見える所までしかない!いわゆる諦め。でも、ファンキーでいいじゃないか!笑ってくれ!
2017/03/03
glen
舞台自体もよく分からなさそう。
2016/01/31
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