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ニンゲン御破産

ニンゲン御破産

ニンゲン御破産

作家
松尾スズキ
出版社
白水社
発売日
2003-02-01
ISBN
9784560035740
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ニンゲン御破産 / 感想・レビュー

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ふう

御破産を御破算にしての再演を観るんで、復習と予習のために初読み。そっかこんなオチだったのかとかなり抜けてるところあり。けどたしかに勘九郎、なんか付けてたっけw 松尾スズキは胡散臭いと思ってたがいかがわしいっていう方のが合ってるわ。さすが勘九郎。宮藤が「河竹黙阿弥・彰義隊・身体障害者・土方歳三」てのがいかにも。そうそう、あとがきは必要です、あなたのは面白いから(と松尾氏に伝えたい)

2018/06/23

nightowl

師匠の鶴屋南北と黙阿弥に自身の戯曲を聞かせる男。チャンバラあり、吉原あり、超能力ありの破茶滅茶な芝居の行末は?何よりも、これがシアターコクーンで掛かったことに驚き。おまけに5代目勘九郎が主演だったとは...2018年再上演とのことでもっと混沌とするのかすっきりするのか。個人的には、良いように扱われている許嫁のため貞操を守り続けた挙句正気の箍が外れてしまったお福の出番がもっと欲しかった。

2018/01/30

Hibiki79

見る者を縦横無尽に引っ掻き回す異常な展開、なのに狂気と虚無と「親切」という名の愛が静かに沁みる時代劇。舞台を是非映像化して欲しい!

下宿

どこからこんな発想が生まれるのだろうか。書きたいのに、何を書けばいいか分からない。文章を書く人の悩みってのは複雑だね。

2012/11/27

yom

物語を書くことは人間を書くこと。 人間を書くことは人生を書くこと。 狂言作家の人生がまさに演劇として、エンターテインメントとなって展開する。 作家の存在意義、フィクションの存在意義に思い馳せた。

2018/05/26

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