地図を創る旅: 青年団と私の履歴書
地図を創る旅: 青年団と私の履歴書 / 感想・レビュー
柳田
白水uブックスでずいぶん前に読んだ。著者の学生時代を描いた自伝で、劇団の立ち上げとか、韓国留学とかが中心。『オリザの冒険をしるす本』『受験の国のオリザ』に続いて読んだが、これが一番面白かった。華やかな学生時代で実に楽しそう。『オリザの冒険をしるす本』もけっこう衝撃的で、あっちは若い文学青少年の内面がストレートに書かれていいて、インテリぶりに圧倒されるところはあれど、彼が抱えている悩みみたいなものはそう高尚なものではなくて、おおもとでは自分と同じ、素朴なことを考えているのだ、と思ってホッとしたことがある。
2018/03/14
takao
ふむ
2024/03/15
くろちぇっと
帰省中,近くの県立図書館で借りて,実家で読みました。演劇を扱った本としても,自叙伝としても,とても楽しい本ですね。『受験の国のオリザ』が大好きなので,その続編を読むかのような気分で読み始めたのですが,けっきょく最後まですいすい読んじゃいました。D館が何度も出てきてニヤニヤしたり。平田オリザさんの各公演に寄せたコメントも面白くて,ああこんな文章が書けたら…! とページをめくるたびに思いました。そのうち買って部屋に置いとこうかな。
2015/01/10
マハ
卒論の関係で手にとった。しかし、普通に自叙伝としておもしろい。ある種、物書きとしてのサラブレッドであるオリザ氏の苦悩と歓びが感慨深かった。理性の天才も悩むのだ。
2012/10/05
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