KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ハルシオン・デイズ

ハルシオン・デイズ

ハルシオン・デイズ

作家
鴻上尚史
出版社
白水社
発売日
2004-11-10
ISBN
9784560035870
amazonで購入する

ハルシオン・デイズ / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ぽー

2004年に紀伊国屋ホールで観た作品。当日券だったので階段に座布団敷いて座っていたら後ろからドン!と人がぶつかって来て「誰だよ」と思ったらそのまま舞台に上っていって主演のひとりの辺見えみりだったという。まだ無名の高橋一生と北村有起哉が出てたお蔭でその後テレビで二人を見掛けてもどっちがどっちだか分からなくなったという(ええっ)。高橋一生がブレイクしてからは流石に間違えなくなったけど。「トランス」からの剤もの。「穏やかな日々」という意味もあるとか。

2020/05/29

容原静

よかったです。

2018/10/17

桐枝

十年以上ぶりに鴻上さんの戯曲を読んだ。トランスっぽい構成だなぁと思いつつ読み進めていたが、後書きを見て現代版トランス的な位置の作品だったと知った。芝居の形で観ていないせいもあるけど、作品としての衝撃はトランスの方が強いかな。こちらは綺麗にまとまっている感じで、狂気感は薄い。挨拶では、この人の作品に自殺がよく描かれているのはご本人の中に自殺願望があったからだったのかと改めて知ったというか。後書きでは、学生時代にスナフキンの手紙を演じたのを思い出した。削っても鴻上の作品ですと上演許可をくれた作者様に感謝。

2016/04/25

さよならん

3人の自殺志願者が、ネットで知り合い心中(3人で心中か?とのツッコミ有り)しようと計画する物語。お決まりとして、3人共生きる結末にはなる。しかし、哲造の借金は消えないし、雅之はいつ度を越した妄想状態になるか知れないし、明生が生き返る訳でもない。(自殺した人間の名前が「明生」という皮肉)唯一、救われたかもしれないのは和美だ。幻の明生を自分の中に作り出し、別れを告げられた和美しかいない。そもそも和美のせいで、明生が死んだと思うことが傲慢なのだ。地球照って、ロマンチックですね。

2019/12/19

うどん

自殺にまつわるお芝居。読んでから気付いたけど、俺これ芝居で観てないな…。トランスと比べるとトランスの方がぐっとくるし良かったような気もするけど、でもこっちは生で観てないからその辺なんともいえないような。読んでてやたらとアンディモリの壮平くんのことが頭をよぎったけど、これをこのタイミングでたまたま読んでしまう偶然になんとなく偶然以上のものを感じてしまいます。荘平くんにも観せてやりたい思ったけど、よく考えると鴻上尚史と仲良いみたいだし普通に観てそう…

2013/08/17

感想・レビューをもっと見る