ウディ・アレンの浮気を終わらせる3つの方法
ウディ・アレンの浮気を終わらせる3つの方法 / 感想・レビュー
明石
ウディアレンの戯曲集。素晴らしい!浮気や不倫のないウディ映画は一本もないですが、小説では彼の真骨頂たる浮気を生かしたものが少なかったなと、本書を読みながらしみじみ思った。「情熱がなくなって恋愛感情が移ろったとき、それでも配偶者を愛している人間には、相手をだますしか手がないのよ」という劇中のセリフ、彼の恋愛哲学がにじみ出ているみたいでとても好き。いったいこの人は何百回浮気をしてきたのだろう笑。特に、ミアの養子とのあいだの泥沼の不倫をもろ題材にしたような3作目にハマった。恋人が浮気してたらプレゼントしよかな。
2022/04/27
takao
ふむ
2024/10/10
緒 真坂 itoguchi masaka
「私、ロシアのお芝居って大嫌い。なんの事件も起きないのに、ミュージカルと同じだけ料金をとるんだもの」など、アレンの映画に出てきそうなしゃれたせりふがたくさんあって、大いに笑えるのだが、戯曲としてみた場合、松尾スズキさんや野田秀樹さんのほうが物語として面白いし、勝っていると思う。
きゅー
浮気をめぐる3つの戯曲を集めたもの。それぞれ非常に個性的なストーリー展開(わりとトンデモ展開)がされる上に、共感しようがない登場人物ばかり出てくるため、いずれの作品もコメディではなく茶番めいてしまっている。ウディ・アレンの書くものは好きで何冊も読んでいるけれど、この戯曲を読んで思ったのは「どうしてこうなった?」という疑問ばかり。アメリカのホームドラマのパロディだと思って読めばいいのかな……?
2011/08/24
glen
2本目の話が面白かった。
2017/12/10
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