壁を跳ぶ男 (白水社世界の文学)
壁を跳ぶ男 (白水社世界の文学) / 感想・レビュー
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壁崩壊前の本。著者は西ベルリンに住み、東と行き来する。主人公もそうで、自叙伝的。壁を東から西へ、西から東へ何度も越える人らの逸話が挟まれ、しかもそれがほぼ実話という。 東ドイツと西ドイツが存在していた頃の東西ベルリンに住む人々が、お互い同じ言語を話しつつも、互いの間に精神的壁が存在している様子。今から40年以上も前。なかなか興味深かった。
2022/09/22
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