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柩の中の猫 (物語の王国)

柩の中の猫 (物語の王国)

柩の中の猫 (物語の王国)

作家
小池真理子
出版社
白水社
発売日
1990-09-01
ISBN
9784560045572
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柩の中の猫 (物語の王国) / 感想・レビュー

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赤い肉球

再読です。1990年発行時に購入してるので、26年も経っている。全くストーリーが思い出せず。切ないお話だった。あの時、悟郎が桃子に正直に話していたらば、こんな悲劇は起きなかっただろうに…。桃子にこんな苦しみを与えなくても良かっただろうに…。こんな事件を背負って生きなければならなかった桃子が可哀想だった。雅代が桃子を置いて家庭教師を辞め、川久保家を出ると決めたときの気持ちを考えると、また切ない。人生の歯車って、些細な事で狂うのだな。ホントに切ないお話でした。

2016/05/08

ゆりっぺ

1998年7月16日

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