赤ちゃん使用説明書

ドイツ語勉強中

取説というか観察日記。豊かな感受性で面白く的確にサムの成長を表現している。「ほんの一週間前までは、小銭を落としても気にかけない金持ちのようにふるまっていた。」とは、手から落ちたものが床の上にあることを発見しつつあるサムの様子。かわいい。とてつもなくかしこい。と手放しで褒めまくるのは、どこの親も一緒（笑）。

2018/08/14

たいき

面白いんかい！！！ アル中で薬中のシングルマザーの日記。ハピネスでポジティブな日記。 決して使用説明書ではないですね。同時に育児本でもありません。 こどもと接する時のトラブルを書き込まれた日記を読んでるような感覚。

2022/01/16

きゅー

元アル中、ヤク中シングルマザーの出産から一年間の子育てを日記風に描いている。とてもユーモアに富んでおり愉快。ところで、この本を、たんなる子育てエッセイと思って読み始めると所々で違和感を感じるかもしれない。それは、この本には「死」の香りが充満しているから。父の死、親しい友人の死。喪失の哀しみを知っているからからこそ、一人での子育てがどんなに苦しくてもやっていけるのかもしれない。生と死の対比は意図的なものだろうが、笑える分、悲しくなる一冊。

2011/12/25

＊花福＊

かつてドラッグ中毒でアル中だった３５歳のシングルマザーの子育て日記。表現にユーモアがあって、笑ってしまいます。１歳になる娘もそうだった、と共感したり。「このところサムのおむつを変えるのは不可能に近い。人が見たら、焼きごてでもあてようとしているのではないかと思うだろう」とか。

2010/01/07