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ニューヨーク・バナナ

ニューヨーク・バナナ

ニューヨーク・バナナ

作家
マイク フェイダー
Mike Feder
岸本佐知子
出版社
白水社
発売日
1997-12-01
ISBN
9784560046470
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ニューヨーク・バナナ / 感想・レビュー

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仮ッ子

どこまでが語りでどこまでが真実かわからないが、何割引かしてみても、すさまじい人生。2001年宇宙の旅を見ていないので、暴走コンピューターが宇宙飛行士を切り離すシーンは知らない。そこに産まれた赤ん坊のへその緒を切り離す場面を重ねていたのが、とても印象深い。人生は深遠で孤独で真っ暗闇なのだ。

2012/01/16

マッピー

小説とはいえ自伝的要素を多く持つこの作品は、思うに任せない人生を、本人は辛いのだろうけど傍から見る限りでは面白おかしく書いている。短編小説集のはずだけど、どれもこれも設定は一緒。エキセントリックというにも度が過ぎているくらいの母。外の世界が恐くて、家の中から出ることができない。彼が救われたのは、霊媒師のこの一言。「あなたの守護霊が私にこう言っていたの、『彼に伝えてくれ、お前はいい子だ、とてもいい子だと』」 愛してほしかっただけなんだ。愛してもらっている自信がないから、すべてを先に拒否していた。

2015/10/10

Ayaka

有名な翻訳家が訳したと聞いて読んだ。Mikeの複雑な部分が似てて、少し萎えた。

2012/12/02

ぶち

時系列がバラバラに描かれているので途中であれ?っとなったが、文章は読みやすくてよかった。自伝的小説とは知らずに読んだ。

2021/07/04

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