ブッキッシュな世界像 新装版
ブッキッシュな世界像 新装版 / 感想・レビュー
速読おやじ
百年の孤独の解説を求めていたところピッタリの本がありました!家系図、年表が書いてあるだけでも嬉しいのだが、詳細で的確な解説が嬉しい。心理描写や会話がほぼ皆無なので、この長さのストーリーを支えるプロットが複雑過ぎるのだ。やたらと続く反復、やたらと細部に拘るところも特徴的だ。ファンタジックな事が何度も起きるのにリアリズムなのだ。この本は他にも久々に名前を聞いたカートボネガットやサリンジャーについての文章もあるではないか。初版は1988年、大学生活真っ只中。この本のタイトルは見覚えがある。私の青春が蘇る^ ^
2024/08/31
Maumim
文学論と文化論・・・かなあ。知らない作家名がたくさん。書評というのは、おもしろそうに思わせるけれど、気軽に手を伸ばすとわなにはまりそうな。読まれるべきものはたくさんある。
2011/10/10
akee
池澤さんの文脈でサリンジャー、ヴォネガットが語られるだけでもう。。
2022/01/20
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