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本を読むっておもしろい―新人先生の奮戦日記

本を読むっておもしろい―新人先生の奮戦日記

本を読むっておもしろい―新人先生の奮戦日記

作家
エズメイ・ラジー コデル
Esm´e Raji Codell
相原真理子
出版社
白水社
発売日
2003-07-01
ISBN
9784560049655
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本を読むっておもしろい―新人先生の奮戦日記 / 感想・レビュー

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ぶんこ

表題から図書館関係の本だとばかり思っていましたが、シカゴの貧しい地域での公立小学校での新米熱血教師の奮闘記でした。家に銃のある生活、子供の居場所のない家庭。事なかれ主義の校長。新米教師としてはハードルの高い困難にあふれた環境で、数学、社会、理科、そして国語の楽しさを、ある時は自腹で教材を整えてまで奮闘するも、上に立つ校長の無理解、生徒や親への無力感と闘いながら、実に多くの成果というか、やりがいの到達を得ている素晴らしい教師です。小学生の頃の家庭環境の与える残酷さを、マダム・エズメイが少しは癒していました。

2016/10/29

MIHOLO

著者のエズメイのようになりたいと思った当日6年生男子が掃除の時間に調子に乗った態度と言動を取り、担任に報告することに。泣きながら謝りに来たけど、泣くばかりで言葉は聞けなかった。あれはごめんなさいの涙ではなく、怒られて悔しい涙なんだろうなと思ったけど、仕方ない。司書でもこんな事があるんだから、担任の先生方の大変さはいかばかりかと思う。

2023/12/07

kuroka9

エズメイのアイディアとパワーに脱帽。教師の仕事がいやになるたびに、読んで自分を奮い立たせる。このタイトルと、サブタイトルがもったいない。タイトルの100倍、素晴らしい本。

2011/01/31

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