サミュエル・ジョンソンが怒っている (白水Uブックス)
サミュエル・ジョンソンが怒っている (白水Uブックス) / 感想・レビュー
いなお
とても楽しい本だった、ほとんど記憶のない女から変わらずユニーク
2024/04/19
ざじ
著者の視界に入った事象がどこまでも解像度を高められ、時に歪んでいく様子を活字で読む幸福を味わうことができる 文字数が少なければ少ないほどクールさを感じる
2024/01/31
さぶろうの領土
私は文中に【サミュエル・ジョンソン】という字面が出てくると興奮する変態なので、この本は完全にタイトル買いしたのだけど、買って正解だった。著者は自身の内省的なモノに対する解像度が、とてつもなく高いんだろうと思う。読んでいてそう感じていた。たぶん著者の作品を読んだ事がある人ならわかってもらえると思う。なんで自分はこういう感情になったんだろう、とか。なんであの人はこういう行動をしたんだろう、とか。そういった事を深く追求している人でないと、こういった作品は書けないだろうと思う。サバサバした文章も良い。
2023/04/02
natsumi
多種多様なエッセンスで溢れる作品集。何かが間違った輝きを放つマリー・キュリーのインスタレーション的伝記があるかと思えば、急にきみまろの漫談みたいな夫婦・家族あるあるがぽんと出現する。めちゃくちゃクールで鋭いのに、自己との気取りのない距離感、ギャグセンスが本当に絶妙だと思う。底知れないぜリディア・デイヴィス〜
2023/03/28
にしきみ
「何でもかんでも小説になってしまう」人のなんでも小説
2024/10/23
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