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英国のダ-ビ-マッチ

英国のダ-ビ-マッチ

英国のダ-ビ-マッチ

作家
ダグラス ビーティ
Douglas Beattie
実川元子
出版社
白水社
発売日
2009-09-01
ISBN
9784560080245
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英国のダ-ビ-マッチ / 感想・レビュー

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NAKY

スポーツ観戦ってのは、結局は日常の不満のはけぐち、権力の国民統制の一つ、熱狂と貧困は裏表、なんだろうな、と。

2019/12/01

garth

英国のいくつかのダービーの歴史をたどる本書が語っているのは、すなわち、サポーター集団の対立がチームに持ち込まれるのではなく、ダービー・マッチというライバル関係があるからこそサポーター集団は相手と違うものとして自らを規定する。つまり、ダービーがあるからこそサポーター同士は対立しあうのである。オールド・ファームにおいてすらそうなのだ。やがては大宮と浦和さえもが百年前からの宗教対決があったと言われるようになるのだろう。

2010/01/22

Sugiwoggie

かなりマニアックですが、英国のサッカー好きとしては良い具合のマニアックさで、知らなかった歴史や背景も適度な深さで知れて面白かったです。特にエジンバラダービーはなかなか知る機会のないダービーはなので新鮮でした。

2019/02/02

わにさん

欧州のダービーマッチと比較して日本を批判する人は安易に「歴史が違う」というが、歴史とは何なのか理解しているのか?よくても階級だの宗教だのという話にしかならないが、ではなぜそれらがサッカーと結びつくのか?ありきたりな議論にならないのがイギリスと日本の違いなのかもしれない

2015/07/04

yura2

フットボールの世界にダービーは星の数ほどあるけれど、ここまで歴史をひもといてダービーを冷静に観察、列挙したものはそうそうお目にかかれないのではないだろうか。私個人はエバートニアンなのでマージーサイドの項を興味深く読んだが、どこを読んでもフットボールの歴史がある英国らしさがにじみ出ている。そのため随所に新しい発見があり、そして読み終えると間違いなくこれまで何気に見ていたダービーを重く、そして新鮮な気持ちで見られること請け合い。英国フットボールの歴史教科書としてもぜひ。

2010/10/30

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