完全版 写真ノ話
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完全版 写真ノ話 / 感想・レビュー
tom
冒頭からの三分の一は、写真集「ARAKI by ARAKI」の自身によるコメント。後半の三分の一は、その後の写真についてのコメント。コメントについてのしゃべりを読みながら、写真を見ていると、時間の進行につれての写真への態度の変化が見えてくる。次第次第に「人」への喜びが増える。そうだったのだなと思いながら読み見る。荒木が繰り返し語るのは、写真は光だ、光があるから見えるのだということ。どこかで書いていたけれど、夕方の光がよろしいらしい。私には、そういう光が見えない。まあ、仕方ないか。
2024/05/20
tom
荒木経惟が、自作の写真について、解説を行うというスタイルの本。彼は、しばしば、「これは名作だ」とおっしゃる。そして、私は、(影響されやすく、権威にも弱い人格だから)そうか、これは名作なんだと思ってしまう。こんなに書いたら、おバカと思われそうだけど、実際、名作に思えてしまうのだ。ひいきの引き倒しなのかもしれないけれど、この人の写真は、妙に迫ってくる。顔に限っても、笑い顔がよい。しっかりとした顔もよい。街を歩いている人たちの顔、子どもを抱いている顔などなど、いろいろな顔が、それぞれよろしいのです。
2016/06/17
mari
面白い!天才アラーキーがこんなにもお茶目だなんて!こんな視点とこんな気持ちでレンズを向けてたのかぁ~と知ってビックリです。カメラマンって面白い世界観を持った人なんですね。だから芸術なのね^^
2011/10/23
ぼちぼちいこか
荒木さんの話し言葉が好き!たくさん写真が載っていて分かり易かった^ ^ 荒木さんの生い立ちがわかる本!
2013/06/26
shun
天才写真家が何を考え、人物の構図はどうしている、背景は、どんな考えで写真を撮るのか、被写体はどうしているのか、アラーキーの写真スタイルとチロちゃんとの日常が少しわかった。
2012/01/23
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