ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン:
ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン: / 感想・レビュー
Voodoo Kami
シェークスピアの戯曲よりも松尾スズキの戯曲を読んだ数の方が圧倒的に多い。残念ながら生舞台は未経験でテレビでの視聴のみですが、この新作もキャストを先に頭に入れ脳内上演という形で読み進めました。「今」であることに何の躊躇もない松尾さんのエロ・グロ・悪意・不条理の毒がたまらなく大好きで、暴力的なほどの油分たっぷりてんこ盛り感には毎回吐きそうになりながら爆笑し、決してカタルシスはもらえない。本作では舞台がほとんど内戦状態の中東?のどこかなのに、出てくる人たちはもちろんいつもの松尾ワールドの真面目な狂人たちばかり。
2016/08/09
白湯
松尾スズキさんの戯曲本。先ずは「あとがき」から拝読 。この本の重みを改めて実感。心の声が伝わってくる、キングオブエナジー。そして本編。完全に面白いことになっており、当然たのしかった。文章から情景を創造するの格別。想像力が養われる。役者と演出家、どちらにも成れてしまうような錯覚にすら陥る、あたかも自分が。一冊で、二度も三度もおいしいドマンチョス。舞台を観に行けない淋しさを紛らわす為に読んだ筈が逆効果。ヤギが内観するシーンも好き。ヤギのこと、愛しく思えてきた。装丁も素敵。(そのご、映像で鑑賞。素晴らしかった)
2016/07/11
riutotte
文字で読むには私にはちょっと、レベル高すぎたかなー。なかなか理解するにはハードな内容やからこれは舞台で見たかったです。
2017/02/16
青い
まさに松尾スズキが想定した通りの購入者であるところのわたし 舞台面白かったです
2016/09/06
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