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アフガニスタン マスードが命を懸けた国

アフガニスタン マスードが命を懸けた国

アフガニスタン マスードが命を懸けた国

作家
長倉洋海
出版社
白水社
発売日
2022-03-31
ISBN
9784560098905
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アフガニスタン マスードが命を懸けた国 / 感想・レビュー

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SNagai

アフガニスタンが真に他民族の国であること、イスラムの本来の教えのもとに多民族をまとめた国を作ろうとした英雄がいたこと、隣国のパキスタン、欧米諸国、ソ連、アラブ諸国に干渉され今でも国の体を成していないこと、などを知ることができた。またこの英雄に長年取材を続けた日本人ジャーナリストがいることに驚いた。

2022/05/23

フジエ

一気に読んだ。以前から気になっていた著者の本を図書館で見かけて手にとる。マスードという一人の目線に寄り添って書かれたアフガニスタンの歩み。民族と各派閥、大国の介入が入り乱れ、争いと混迷が続いているが、間に挟まれた写真と詩が折々の想いと同地の風景を浮かび上がらせてくれる。マスードの思いが続いていく限り、希望はあると信じたい。

2023/08/20

有坂汀

「9.11」の2日前。アフガニスタンの地でジャーナリストを装った刺客によって暗殺されたアハマッド・シャー・マスード氏。本書はマスード氏と同い年であり、盟友だった長倉洋海氏の手掛けた慟哭の手記です。僕は長倉氏と3度ほど会ったことがあり、1度目がちょうど「9.11」の起こった直後で行われた長倉氏のトークイベンドであり、長倉氏が涙を交えながらマスード氏との思い出を語っていらしたことをページをめくりながら思い出しておりました。この場をお借りして改めてマスード氏のご冥福をお祈りします。合掌―。

2024/07/18

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