ことばの波止場 (白水Uブックス 1088)
ことばの波止場 (白水Uブックス 1088) / 感想・レビュー
まるりー
講演の内容を本にしたもの。ことばあそび、なかなか高度な遊びじゃないか!小野小町も和歌に別な意味を織り込む折句、アナグラム、回文、韻…そんな遊びのやりとりを友達としたことなかったかなあ。私のHN、「恋するマリールー」のマリールーのアナグラムだったっりするけどね♪
2015/02/11
りょうけん
<講> 191018 和田誠が亡くなってからそろそろ一週間が経つのかな.いやもっと経ったかな.めんどくさがりの僕の場合,そういう事をキチンと調べてから書いたりはしないのです.すまぬ。m(_w_)m. で,この本は和田誠がとある講演会でしゃべった内容を,いわば自分でテープ起こししたようなモノらしいです. 同じ誠さんでも,シーナ兄ィ(椎名誠)の場合は,沢山書いた本の内容を基にして講演会で喋る.全く逆ですね. でも和田誠は作家さんではなくてイラストレータですから,本来長い文章は苦手なのでしょう.
2019/10/18
tama
図書館本 和田シリーズ。前書きに、和田さんが初めてやった公演記録と書いてありびっくり。人前でしゃべれるんだ~。内容は言葉遊びのことですが頭韻・脚韻にまで話は進み、ところどころに1ページ大の和田さん自身の解説図もあり楽しい~。マザーグースの「猫 ヴァイオリン」のいろんな人の翻訳+和田さんの翻訳。和田さんのがなかなかの出来。なんか2時間ほどしゃべったそうだけど、まあ、とにかくサービス満点でエンディングもすごい。終わったとき、きっと和田さんフラフラになってたと思う。
2014/12/26
江藤 はるは
ことばっておもしろい! 思い返せば、読書のきっかけになったのが和田誠のイラストでした。 和田さん、有難う。
2019/11/02
pass0pass0
ことば同士が響き合って音楽的に聴こえることば遊びが、著者と同じで昔から好きでした。道具は必要ないし、簡単気楽に出来て、多少は知的な感じもあり、しかもタダ!暗号文が出てくるミステリー小説もよく読んでいました。この本に出会うまでは、クマのプーさんや不思議の国のアリスにもことば遊びがたくさん登場しているなんて知らなかった。他にも江戸しりとり歌や、いろは順ととりな順など…新たな知識欲が満たされてホクホクの一冊でした。
2015/10/12
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