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月明かりの闇: フェル博士最後の事件

月明かりの闇: フェル博士最後の事件

月明かりの闇: フェル博士最後の事件

作家
ジョン・ディクスン・カー
John Dickson Carr
田口俊樹
出版社
原書房
発売日
2000-04-10
ISBN
9784562032921
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月明かりの闇: フェル博士最後の事件 / 感想・レビュー

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図書館本。 図書館にあんまりカーが置いてない。取り敢えずこれがあったので借りたけども。 トリックがこれほんとうまくいく??っていうのだったり、マッジが奔放すぎだなぁ…

2022/09/26

madhatter

再読。殺人のトリックは、ある種の○○トリックと言えるのだろうが、「本当に巧く行くのかいな」という疑問はともかくとしても、人様の家でそんな大掛かりな真似をよくもまあ…という印象の方が強い。また、それ以上に足跡の謎を○○で済ましてしまっているのが、フェル博士最後の事件として、非常に残念だった。HM最後の『騎士』が小粒ながらも秀作であることを考えると、もう何とも言えない。なお、訳文、特にフェル博士の語り口が、一般に通用しているスタイルと異なるため、終始違和感がつきまとった。

2011/10/16

m-freak

知人を訪ねてチャールストンには行ったことがあるので、本作を早く読んでおけば、チャールストン観光ももっと楽しめたかなぁと思う。本格ミステリの定番、「足跡のない殺人」。トリックはう〜んと思わなくもないけど、伏線の張り方や展開、そして、登場人物たちの感情の機微が面白い。

2011/12/25

朱音

この原題は「Dark of the Moon」というんだけど、これが文中にも何度か出てきます。「月の欠けた(暗くなった)部分」という意味で使われてたり、「新月」に当てられてたり。これが、物語の謎の部分、ということを暗示してるらしいんだけど、訳するの大変だったろうな…私には向いてないかな…読むのにかなり時間がかかっちゃいました。面白くないとかそういうのじゃないんだけど。あっと言わせる、ってところはありますね。

2003/02/25

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