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マスグレイヴ館の島

マスグレイヴ館の島

マスグレイヴ館の島

作家
柄刀一
出版社
原書房
発売日
2000-11-01
ISBN
9784562033645
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マスグレイヴ館の島 / 感想・レビュー

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Yuki

シャーロック・ホームズにちなんだ本格物。さすが本格物だけあって理解が中々出来ず、何度も図を見たり、頭を整理したりしながら読み進めました。「あなた」は、てっきり読者だと思って読んでいたので、「あなた」が誰なのかわかった時は結構な驚きでした。登場人物達が気に入ったので、続編も読みたいと思います。

2016/07/19

鐵太郎

一度読んでしまい、犯人がわかった状態で読み直しても、見事な構成のミステリです。ホームズの名を借りていますし、一部下敷きにしていますが、全くの新しいミステリですね。 ぱっと読んでですが、二つだけ突っ込み。メカニズムがおかしい。原理は面白いが、実際にはあのような動作は無理ではないか。もう一つ、ネタバレになるので最小限にしておきますが、あれが動いてああなったあと、起きたことに誰も気づかないほど綺麗なままであるとは思えない。ちょっとでも目の肥えた主婦や執事なら、血相を変えるほどの惨状になっているはず。

2010/08/14

オーウェン

シャーロキアンたちが集まるイベントで起きた連続殺人事件。密室なのに落下したような形跡が見られる死体や、周りに食べ物が置かれているのに餓死、などにシャーロキアンたちが挑む。ホームズにインスパイアしているのはタイトルでも分かる。マスグレイヴ家の儀式から取ったもので、それに準えたようなトリックまで。暗号やら事件の経緯を検証する中で、なぜという足跡のトリックはなるほどと納得させるし、意外な犯人まで。なぜ離島なのかという意味も含めてよく出来ている。最後には脱力させるようなオチが。そのため日本人が出てたのね。

2018/10/14

akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会

2作目を先に読んだしまったので、いささか期待値が高すぎたか、微妙な読後感。意味深な一人称と「読者からの挑戦状」の頁もちょっと首をかしげたが、それ以上にメイントリックの謎解き部分(構成的な意味で)がややわかりづらい。図版もあるし、再読すれば理解できるのかもしれないけど。正真正銘のシャーロッキアンならもっとすんなり受け止められるのだろうか?

2012/11/21

くりげ

すみません。読了できなかった(>_<)久々に最後まで読めない本でした(*_*)

2011/02/03

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