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聯愁殺 (ミステリー・リーグ)

聯愁殺 (ミステリー・リーグ)

聯愁殺 (ミステリー・リーグ)

作家
西澤保彦
出版社
原書房
発売日
2002-03-01
ISBN
9784562034918
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聯愁殺 (ミステリー・リーグ) / 感想・レビュー

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エンリケ

描かれる事件は冒頭の殺人未遂のみ。その後は延々と多種類の推理が展開される。中々癖の有る筋書き。同じ証拠でも色んな解釈が可能なのが面白かった。推理するのは犯罪に一家言有る面々。でもとんでもない発想に苦笑を催す事も度々。これは「名探偵登場」のパロディなのか?と思ったが、実は笑い話では無かった。フォーカスされるのは連続殺人の動機。色んな珍論奇論が吹き出すが、真実は意外に平凡なものだった。犯人の暴走はとどまる所を知らない。単純な本格推理とは一線を画する結末は、個人的には好きになれなかった。

2015/05/20

ステビア

肝心要の真相がショボくて(失礼)あっけなかった。

2015/07/31

フリスビー

『毒入りチョコレート事件』へのオマージュのような多重解決もの。誰が犯人か最初から分かっていて、理不尽な犯行の被害者となった依頼人が知りたいのは「動機」。登場人物の名前が難読だったりと癖は強いですが、自分は個性として魅力を感じました。最後の急展開にはかなり驚きました。最初から最後までぐいぐいと読ませる秀作ですね。

2013/03/01

K

推理合戦中のスッキリしない感覚は最後への伏線だったのか...第10章からの怒涛の展開だけでも十分満足でした。そして読了した皆さまと同じ感想を...「名前読めないよ!」

2013/08/25

おーすが

気楽に読めるミステリーというかんじ。ミステリ作家の推理合戦が和むし、会話劇っぽいのも面白い。でもラストに驚きはあまりなかったかな。

2019/09/28

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