セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴
セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴 / 感想・レビュー
yumiha
表紙の靴は、エカテリーナ二世が作らせたというダイヤモンドがたくさん散りばめられたもの。何億もするとか。それを賜った榎本武揚の子孫の家族が事件に巻き込まれる。御手洗潔シリーズ3作目だが、高価な靴の行方、御手洗が行方を探るために仕掛けた罠、おばあちゃんの手紙のトリックなど予想がついた。『斜め屋敷…』『占星術…』などの途方もない壮大な仕掛けに比べれば、本作は易しかった。また美紀ちゃんという健気な少女と遊園地などで遊ぶ御手洗の姿が、意外だった。子どもには嫌味を言わないんだね。
2023/05/12
Aya Murakami
コミュニティで紹介されて図書館で借りた本。 書かれた年がいつなのかわかりませんが…、福岡の陥没事故を連想させるような内容にゾクリ…。事故だけでなく犯罪にも利用される都市型災害は怖いです。
2018/06/24
鱒子
図書館本。ゴージャスな装丁の本です。美しい。御手洗潔もの。2編の作品が載っています。脳科学者である御手洗が、仲間の教授たちとクリスマスパーティーをする話(こっちはいわば前フリ)。本編に当たるのが、彼が過去を振り返り語る 20年前の事件の話。推理ものとしてキレイな終わり方でしたが、少女の先行きを考えると暗い気持ちになります。
2018/01/28
☆エンジェルよじ☆
まず本の表紙がすてき。占星術事件あとのまだあまり2人とも有名でなかった頃のお話。瞬間湯沸かし器とその奥さん以外は心優しい人が多くクリスマスにふさわしいかな。石岡君が御手洗さんの性格を把握する途中過程なんだな~
2010/12/21
ステビア
御手洗も石岡も優しい!惚れてまうやろ〜!!!
2015/02/04
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