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道具屋殺人事件──神田紅梅亭寄席物帳 [ミステリー・リーグ]

道具屋殺人事件──神田紅梅亭寄席物帳 [ミステリー・リーグ]

道具屋殺人事件──神田紅梅亭寄席物帳 [ミステリー・リーグ]

作家
愛川晶
解説・鈴々舎わか馬
出版社
原書房
発売日
2007-08-23
ISBN
9784562040964
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道具屋殺人事件──神田紅梅亭寄席物帳 [ミステリー・リーグ] / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

神田紅梅亭寄席物帳その1。先に読んだ神楽坂謎ばなしと比べてこっちの方が事件がメインのミステリー。昔よく見ていたらくごのごの様な落語を見たくなってきた。

2015/02/12

えみ

また変わり種で興味深い小説に出逢ってしまった。大好きな読書で、知識もつけられるなんて一石二鳥。それも普段はあまり触れることがないジャンル。そう、“落語”の世界!『饅頭怖い』『王子のきつね』私の落語知識は正直どんなに頑張って出してもこの2つ。そんな常識よりも劣っている知識で読んでも面白いのかな?と思いつつも好奇心を押さえられず遂手を出してしまった。この落語知識を持っている界隈の方たちにはとても評判がいいとの事前情報をキャッチ。さっそく読んでみる。…うん……凄い…凄い世界、面白い!読んで損なし!落語、いいね。

2023/05/13

hirune

落語家とおかみさんの落語ミステリー。でも探偵役は脳血栓を起こし引退療養中の元師匠だけど。色々な落語の噺の説明とか、落語界の人間関係とかの記述に力が入っているので、ミステリーの真相は付けたしっぽい感じで割とすぐ分かってしまいます。奥さんの亮子さんはつい余計なことをして旦那の福の助に怒られてばかりいて、甘い雰囲気は全然ないです^^;でも最後に褒められたから、頑張った甲斐があって良かったかな☆最終話の落語の中に出てくる釣り銭と両替で騙す詐欺の方法が、昔観た映画の「ペーパー・ムーン」に出てきたやり方と同じで懐かし

2014/09/01

いちろく

紹介していただいた本。二ツ目の謎解き役が演目を通じて身近に起こった謎を解いていく短編集。落語の専門用語や演目について詳しい説明があるので、私のような寄席や落語に詳しくない人にも十二分に楽しめる内容。落語とミステリの融合された世界観だけでも面白いけれど、謎解きへ至る過程も師匠から弟子へと段階を踏んでいるので丁寧。その為、落語とミステリに詳しい人なら謎解きも楽しむ事が出来るはず。一部不満に感じた点もあるで、それについてはコメント欄へ。

2018/01/12

こっぺ

落語とミステリといえば円紫さんのシリーズがあるけど、それとは違って登場人物は皆落語家、舞台は寄席、といったどっぷりと落語ミステリなのである。もう登場人物の話しっぷりが気持ちがいい。間がいいんだろうなぁ。登場する噺の内容にも触れられて、断然落語への興味がそそられる。事件自体も「おお」というか、「ほほー」といった具合。安楽椅子探偵役の師匠とおかみさんの会話が素敵。本当にテンポがいいので、あっという間に読めてしまう。続きも楽しみ。【図】

2013/03/30

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