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かいぶつのまち

かいぶつのまち

かいぶつのまち

作家
水生大海
出版社
原書房
発売日
2010-07-01
ISBN
9784562045709
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かいぶつのまち / 感想・レビュー

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yukision

『少女たちの羅針盤』の続編。大人になった「羅針盤」メンバーが母校の演劇部が出演する演劇大会を見に行き,そこで起きた事件に向き合うことに。高校生たちの若々しさと対比された羅針盤メンバーの成長具合というか落ち着きが際立ち,演劇場面も目に浮かぶようだった。

2021/10/11

nyanco

本作、前回に比べると事件自体がややしょぼい。演劇部という非常に濃い集団の中での話で、部員の中ではとても深刻だと感じている問題も傍から見れば結構、くだらね~な、と感じてしまった。糸川の親や先生達大人も情けない…。まともな大人が一人もいないのが何とも哀しい。この閉鎖空間での事件に鬱々として前作の良さを感じられなかったのですが犯人を吊るし上げるラストはお見事。まさに演劇部らしい劇場型のラストで、Wの悲劇みたいな感じで良かったです。この方は、やはり映像にすると良いのかも…。 続→

2010/08/20

スケキヨ

前作「少女たちの羅針盤」が好きだったのですが、続編が出版されている事を知らず慌てて借りました。「羅針盤メンバー」はOBとして登場します。はちゃめちゃだったメンバーが大人になっていて嬉しさと一抹の寂しさ。事件はちょっと長編にしてはたるみが発生するものでしたが、かつてのメンバーが元気なのと劇中作が面白そうなのでいいかなぁと。次があるなら「今」の「羅針盤メンバー」の話が読みたいです。今回少し覗けた彼女達の悩みながら現実と闘って高みを目指す姿は高校生の頃に負けないくらいまっすぐで潔くて綺麗だから。

2011/03/06

達ちゃん

前作の内容ほとんど忘れてしまいましたが、面白かったです。最後の演劇のシーンはなかなかでした。

2021/05/30

風里

相変わらず複雑。 純粋なひねくれ方が同族嫌悪できつかった。 大人も子供もひねくれたままなんだろうか。

2012/12/26

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