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おじさんの哲学

おじさんの哲学

おじさんの哲学

作家
永江朗
出版社
原書房
発売日
2014-03-28
ISBN
9784562050581
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ジャンル

おじさんの哲学 / 感想・レビュー

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ステビア

『叔父さんの哲学』とするべき

2022/04/27

geki

寸が大きく、鷹揚で、常にリラックスした存在。いい加減で、常識にとらわれず、主流からちょっと外れたところにいる。それがおじさん的な心の持ち方、有りようだという。ちょい過去から現代に至るまで筆者がおじさん代表と思っている人を解説。内田樹、山口昌男、小田実など。何となく追われれているような、ぎすぎすした毎日に周りのみんなをリラックスさせる人でありたい。小生にとってのおじさん的な人は、山本夏彦(辛口も辛口だが)、池波正太郎ぐらいかな。

2014/10/12

koro

著者が「叔父さん」的な論者について語ったエッセイ集。なるほど正論を振りかざして説教する「親父」ばかりではなく、こちらの言葉に耳を傾け、合ってるんだか間違ってるんだかわからないうんちくを垂れて帰っていく「叔父さん」的な存在がいてもいいと思う。こんな叔父さんが近くにいれば、もう少し生きやすいのになあと思う。

2016/02/22

Hisashi Tokunaga

執筆動機が、いま「叔父さん」が必要な時代云々とかおっしゃってるけど、自身の読書遍歴が、いまオジサン化したという逆説では?父親は舞台役者のように家で吐く台詞回しが決められてたから「親父」だったのでは?今、世界は成熟したオトナの姿態、ステージでの台詞の模索段階なのか。それで、花田、吉本論争の見方って正鵠?要するに、ここで取り上げた方々の「発言(あるいは無言)の仕方がオジサンとしてなら私評価できるけど、それ以上の評価を筆者に求められても困りますよ」という評論である。こうした評論集もありなのかと唸りました。

2014/09/30

pigebs1

おじさんおそるべし。色々なおじさんを知ることができた。みんな当然だけど立派な人たちで。何より作者の永江さんがすごい。色々知っていて、少しひねくれていて、でも偉ぶらなくて…まさにおじさん。

2021/07/17

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