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風がふいたら (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

風がふいたら (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

風がふいたら (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

作家
パット・ハッチンス
田村隆一
出版社
評論社
発売日
1980-12-20
ISBN
9784566002418
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風がふいたら (評論社の児童図書館・絵本の部屋) / 感想・レビュー

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遠い日

ハッチンスの絵を求めて。風が巻き起こす大騒ぎ。みんなそれぞれ持ち物が飛ばされていく。その繰り返しが絵の抑揚となって楽しい。次に飛ばされるのが誰の何かということが、絵の片隅に示されることににやり。

2016/03/21

こどもふみちゃん 

カルディゴット賞受賞作品らしいです。この作者ハッチンスさんはまだまだ他にも色々素敵な絵本を描いていらっしゃるようです。おいおい、読んでみたいと思います。(^-^)3・4・5・6・7・8歳向け。 枕の隅の模様が4ページ目で変わっているのは、女の子が眠れないから枕を動かしたからなのでしょうか? 少しずつ絵が変わっている所も見所です。(^u^)

2011/10/10

ごんたろう

強風でおじさんの傘が飛ばされる。少年の風船が飛ばされる。シルクハット、凧、あらゆるものが飛ばされる。本書の主人公は風である。まるでイタズラ好きの子どものよう。風にも感情がある。本書はイギリスの街の風景もよく描かれる。近衛兵もいる。みな同じポーズでおろおろしている。全員がきれいに踊る、ミュージカルのようでもある。日常風景の中、どこにでもいるような普通の人々が揃って踊る姿はとても美しい。風はやみ、全でが頭上に落ちてくる。風は、海の上へ向かう。それまで無関係だった人々は、皆で船乗り人を見送る。あたたかいラスト。

2020/07/19

ume 改め saryo

わ~い!!どんどん増えていく(笑)   風よ、もっと吹け!! もっと吹け!!(笑)  最後は母なる海に帰りました。パチパチパチ!!(笑)  また来年お願いします、今度は真昼の東京で!!

2012/02/05

のん@絵本童話専門

パット・ハッチンス作。強い強い風が吹いて…おじさんの傘は裏返しになって飛ばされ、風船が飛ばされ、結婚式中の新郎のシルクハットが飛ばされ…あらゆるものが飛ばされていきます。次に飛ばされる人とモノがちょこんと、ページ左側に描かれていて、次の状況が予測できるようになっているのが楽しいです。時にえーーー!!も(笑)風に飛ばされたものを追いかける人々の目線は斜め上、両手も斜め上へ上げて、パレードのようなおかしみを生み出しています。ラストはどこへ着地するのでしょうか(^^

2021/02/22

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