動物たちのカ-ニバル (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
動物たちのカ-ニバル (評論社の児童図書館・絵本の部屋) / 感想・レビュー
マツユキ
サン=サーンスの組曲(謝肉祭というタイトルに恐怖した小学生時代)を題材にした絵本。どの動物も、ユーモラスに生き生きと描かれています。絵も素敵。今度は曲を聴いてみよう。
2023/01/20
新田新一
広瀬弦の絵に谷川俊太郎の詩を付けたもの。他の方の感想を読ませて頂き知ったのですが、広瀬弦は佐野洋子の息子とのこと。それを知って絵を眺めると、母の絵と似ているところがあるのに気付きました。谷川さんの詩はユーモラスでリズミカルで、ときに哲学的になって表現の深みを感じました。すべての命のつながりを書いた最後の詩を読むと、明るさと希望を感じてじーんとします。
2024/04/01
遠い日
絵は、佐野洋子さんの息子の広瀬弦さん。サンサーンスの組曲へのオマージュ。甘くないのがいい。動物たちにイメージを委ねながら、その実人間批判あり、哀惜あり、いろいろな感情を刺戟される。谷川さんがしばしば書くことだが、「いのち」が巡ることについての、ずばりとした表現が最後にあって、深く頷かされる。
2014/07/29
星落秋風五丈原
サン=サーンスの「動物たちのカーニバル」の曲に合わせて書き下ろされた13の動物の詩。動物が背負っている運命を皮肉まじりに歌い上げる。
2006/08/21
あるちゃ
サンサーンスの動物の謝肉祭がもとになっているらしいです。小学校のときだったか中学校のときだったか、音楽の授業で聴いた記憶はあるのですが、曲そのものは残念ながら記憶にありませんでした。図書館で借りたので、絵本しかなくて残念。CDがあれば楽しめたかも。
2010/05/17
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