動物詩集 (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
動物詩集 (評論社の児童図書館・絵本の部屋) / 感想・レビュー
コットン
音楽が聞こえてきそうな山本さんの版画が良い。アポリネールの初めの6篇の詩にはプーランクの曲がついているらしい。「はじめてのクラシック」シリーズ。
2013/12/08
Roy
★★★★★ この詩集は「ため息」だ。色々な感情(羨望、歓喜、不安、悲観など)を動物に乗せふと吐く、10のため息。その正直さがとても真っ直ぐに思える。そして山本容子の絵は、ため息にドロップのような甘い香りを与えてくれる。だから一篇一篇の甘さも異なり、見ていてとっても楽しい。どれも好きだが特に「くらげ」「ざりがに」「はと」がいい。二人で後ろに歩いてもいいんだね、僕もくらげになりたいよ。
2009/07/24
マリカ
いつの間にか寝る前に、2歳の娘に詩を読んであげるのが習慣になっていて、アポリネールの動物の詩はけっこうウケていたので(といっても意味が分かっているワケではないと思うけれど)、この本を購入して読んであげたら、クラゲやラクダやザリガニなど初めて見る動物の絵に興味津々。動物の名前を当てっこしたり、クラゲやイルカを数えたり、眠りにつくまでの楽しい時間が増えました。
2012/03/27
pico
アポリネール動物詩集からの10篇の詩と山本容子さんのイラストによる贅沢な絵本。魂ひょ~んと飛ばさせてくれるんだけど、音があったらもっといいのに・・と思ったら、別売りCDがあるそうな。おおお。らくだチベットやぎいなごいるかざりがにこいへびねこくらげはと。よくない誉め言葉なんだけど、山本容子さんのイラストはシャガールの寂寥をぬいた感じ。これはこれで好き好き。アポリネールはもちろん大好き。10篇のなかでは、くらげが一番好きぃ~
2009/07/15
nyanco
picoさんありがとう。いったい皆様どんなアンテナをお持ちなんですか!?山本さんのイラストがぴったり。絵本は全く侮れない。でも図書館探検に来ていた子供たちに奇異の目で見られてしまいましたw。私もくらげが好き。あとは「ざりがに」と「こい」。CD聴きたい!
2009/07/16
感想・レビューをもっと見る