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兵士の物語

兵士の物語

兵士の物語

作家
中原佑介
山本容子
出版社
評論社
発売日
1992-09-01
ISBN
9784566004818
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兵士の物語 / 感想・レビュー

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NAO

悪魔の誘惑に負けてお気に入りのバイオリンを手放してしまった兵士。ところが、村に帰れば、浦島太郎状態。それでも、兵士は、悪魔から手に入れた本でなんとか自分の未来を切り開いていこうとするが…。怪しい話、儲け話には、いつだって裏がある。それでも、兵士は、よく戦ったんじゃないかなあ。

2015/05/27

ちより

ロシア民話をもとにストラヴィンスキーが作曲した音楽劇を絵本で楽しもうというもの。貧しい兵士が悪魔と取引をして大金持ちになるが、代わりに大切な人や普通の幸福を失くしてしまう。その後なんとか新しい幸せを掴んだはずだったが…人間多くを求めすぎてはいけないのだ。絵本を上下ひっくり返しながら読んだり、山本容子の銅版画が話のあやしげな雰囲気に合っていてなかなかおもしろし絵本だった。

2009/09/06

ヒラP@ehon.gohon

悪魔が差し出した、未来が解る本とお気に入りのバイオリンを交換した兵士の物語。 ふるさとに帰れば、自分はお化けのように思われ、最愛の恋人は既に他の男と結婚して子持ちになっていて…。 悲劇のような展開が、未来が解る本のおかげで目まぐるしく変化していきます。 悪魔と兵士の掛け合いと、山本さんの不思議な絵と、読んでいる私を振り回すような絵の構成で、読み終えたら疲労感。 お話はハッピーエンドのようですが、なんだか複雑な読後感です。

2014/05/09

Cinejazz

悪魔の囁きに惑わされ、一獲千金を仕留めたものの、欲張り過ぎて身の破滅を招いた兵士の物語。このロシアの民話を、ストラヴィンスキー作曲による音楽劇CDと合わせて楽しめた。(N図書館蔵書)

2017/12/09

Soichiro

ひっくり返すの、面倒くさくないか?

2022/02/22

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