帆かけ舟、空を行く (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
帆かけ舟、空を行く (評論社の児童図書館・絵本の部屋) / 感想・レビュー
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表紙を開くと、たくさんの小さなアルファベットが前にも後ろにも見開きにいーっぱい!オシャレだなぁ~って思って読み始めました。イゾベルとニコラスが砂浜を散歩していると、壊れた舟を見つけます。何と!この2人、この舟を修復するのです。そして・・・。「今年後半も元気で漕ぎ出そう・・・という気分にぴったり!」って借りた本。この舟の旅は、ただ元気なだけじゃありませんでした。もしよかったら読んでみてください。最後に作者からのメッセージと、アルファベットのわけが書いてあります。たくさんの優しい気持ちでできあがった本でした。
2014/07/01
ヒラP@ehon.gohon
壊れた帆かけ舟を作り直して、空を飛ぶ舟が出来ました。 その舟で、イゾベルとニコラスは困っているいろんな子どもたちを助けて回ります。 様々な問題を取り上げているので、煩雑な感じもするのですが、あとがきを読んで納得しました。 この絵本には、世界中の多くの子どもたちの願いが込められているのです。 貧困、戦争、環境問題…。 世界からなくしたい諸問題がひしめいているなかで、空飛ぶ帆かけ舟は、ブレイクの祈りかも知れません。
2016/06/03
魚京童!
自由、平等、平和、戦争、栄華、没落、感動、協働、金塊。
2020/07/23
わかな
井の中の蛙、大海を知らず。自己満足に浸る生活をしていたりすると、もしかしたらこの手のメッセージについて考える力は得られないかもしれません・・。作者=クェンティン・ブレイクさんの苦難の道のりが見えるような作品です。こんな風に苦しんでいる人がいるということ、そして、それはなぜか?について考えること、そこから何を感じ、どうすればいいかについて想う力をつけること―そのメッセージを絵本という媒体で、人生経験の短い読者に端的に伝えることは、並大抵ではなかったハズ。脱帽です!!我が子へ機会を与えてくださり感謝します。
2011/05/21
いっちゃん
たくさんの子供たちのアイデアを取り上げて出来た本。世界をこんな船が飛んでたら、助けてもらいたい人がたくさんいるのかも。最後は、みんなに問いかけ。みなさん自信でかんがえてねってことかな
2014/06/16
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