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おばけ桃の冒険 (評論社の児童図書館・文学の部屋)

おばけ桃の冒険 (評論社の児童図書館・文学の部屋)

おばけ桃の冒険 (評論社の児童図書館・文学の部屋)

作家
ロアルド・ダール
N・E・バーカート
Roald Dahl
田村隆一
出版社
評論社
発売日
1972-09-01
ISBN
9784566010505
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おばけ桃の冒険 (評論社の児童図書館・文学の部屋) / 感想・レビュー

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おはなし会 芽ぶっく 

5年生ブックトーク授業【夏休みおすすめの本】4歳で両親を亡くし、いじわるなおばさん二人に引き取られる。物語の中では必ず救ってくれる人?が現れ、ここでは老人が緑色の魔法の粒をくれる。こっそり飲もうと外でこぼしてしまったのが桃の木。桃は巨大な実をつけ、男の子は桃の中のでかいを冒険する…。

2023/07/11

スウ

不遇の少年のワクワク冒険譚。4歳で両親を亡くしたジェームズは、意地悪なおばさん2人にこき使われるだけの辛い毎日を送っていた。ある日庭に不思議な老人が現れ、おばさんたちに見つからないように飲みなさいと緑色の魔法の粒をくれるが、ジェームズは慌てて桃の木の根につまづき全部こぼしてしまう。しかし翌朝、桃の木には巨大な「おばけ桃」がなり…。魔法が、少年に直接作用するのではなく、ほかのものに作用して展開するのが興味深い。最初はがっかりするのだが、魔法ではなく知恵と勇気で乗り越えていくためだったのだとわかるのがいい。

2021/01/10

リーピチープ

まさに奇想天外な物語。エンパイアステートビルに刺さる大きな桃、、作者の想像力が素晴らしい。個人的には人間と同じ大きさの昆虫と一緒に冒険するのはホラーだと思った(>_<)

2017/01/16

両親が死んでしまったジェームズ少年は、意地悪な2人の叔母のもとへ。辛い毎日を過ごすジェームズは、ある日不思議な老人から魔法の水晶玉をもらう。しかし、あやまってその水晶玉を庭の桃の根本に落としてしまったことから、おばけ桃と不思議な仲間たちと冒険へ出ることに・・・。ダールの世界がたっぷり味わえる面白い作品でした。意地悪な叔母さんたちの最期といい、ムカデとミミズのやりとりといい、ほんっと、ダールってほどよい毒を入れてきますよね~。まあ、ミミズが死ぬほど嫌いな私としては、何度か鳥肌がたちましたが(笑)

2014/11/30

sige***

ダールの代表作。いじわるなおばあさんにいじめられてる優しい少年が大きな桃を見つけて旅に出る、ってベースは結構ありがちなのに、最中に起きる事件がドキドキの連続でやっぱりダールは凄いと思いました。表紙も綺麗。

1999/10/02

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