ミルデンホ-ルの宝物 (評論社の児童図書館・文学の部屋)
ミルデンホ-ルの宝物 (評論社の児童図書館・文学の部屋) / 感想・レビュー
おはなし会 芽ぶっく
ロアルド・ダールが聞いた「ミルデンホールの宝物」という実話を絵本化したもの(前置きに説明あり)。ゴードン・ブッチャーが耕作中に貴重な埋蔵物を発見しましたが、彼は巨額の報奨金を手にすることはありませんでした。発見された埋蔵物は、大英博物館に今も展示されています。
2021/06/28
爽
ロアルド・ダールはこういうものも書くのか。チョコレート工場とかおばけ桃とか楽しげな話しか知らなかったから、人間の深層部を淡々と書くようなこの本は新たな一面だった。児童書コーナーにあったけど、大人が読んでもおもしろい。1977年に書かれたみたいだけど、全然色褪せないなあ。さすが。
2018/09/15
わかな
大判の絵本型のロアルド・ダール作品です。新しく行くようになった、近隣市の図書館で見つけました。面白かった・・!!さすがダール、期待を裏切りません♪読後感もとてもイイです。若き日、まだ作家になっていない頃に書いた作品だということですが、完成されています^^ダールファンは必読でしょう。
2011/10/25
april-cat
なかなか渋く苦い味の話でした。やっぱり上手いなぁ、ダールさんは。読み終わると登場人物のゴードンもフォードも、実在の人間として文字の中から立ち上がって、読者の心に軽く棲みつく感じ。ただ私にとっては絵がじゃまだったかも。
2012/02/20
ヒラP@ehon.gohon
ロアルド・ダールらしいピリ辛人間喜劇。 でもこの絵本、実話を基にして、ダールさんが当事者に取材して出来上がったものらしいので、登場人物にとっては悲しい現実なのです。 しかも実名で登場。 ステッドマンの絵がインパクトがあって、好き嫌いがありそうですが、この物語のトピック性を強調しています。 ちょっと可哀想なお話でした。
2012/10/24
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