死のかげの谷間 (評論社の児童図書館・文学の部屋 SOSシリーズ 5)
死のかげの谷間 (評論社の児童図書館・文学の部屋 SOSシリーズ 5) / 感想・レビュー
オレオン
ナウシカの原風景の様な作品。核戦争後の汚染された世界に奇跡的に残った緑の谷間で暮らす少女のもとにやって来た防護服の男。被曝の急性症状に苦しむ男は少女の看護を受け回復するが、次第に態度を変え少女を支配しようと…。展開はかなりスリリング。デストピア小説の秀作。図書館の書庫から出してもらって読む価値在りました。希望の光がかすかに見えるラストに感動。児童書には時々こんな風にギョッとさせられる作品がありますね〜これだからやめられません。児童書読み。
2012/12/21
Tomio
映画化に伴い、20年ぶりに再読。 主人公アンの住む谷間は、緑にあふれ、野リンゴが実り、小川には魚が泳いでいる。 牧歌的な雰囲気であるのだけど、折々に核戦争や全滅の描写が交ぜられ、「世界にたったひとり」感がすごい。そこに現れる科学者の男。 少女漫画なら、二人の恋愛模様なども織り交ぜたストーリー展開になるんだろうが、そんな内容には全く興味はない。求めるのはスリルとサスペンスだ!ハラハラドキドキだ!
2018/06/01
miepon
なんとも微妙な読後感。これがジュブナイル?子どもはどんな風に感じるのか?
2008/12/04
kouzou
★★★
2008/11/28
Arataki
核戦争後の世界を描くジュブナイルSF。
2008/11/03
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