ダニーは世界チャンピオン (ロアルド・ダールコレクション 6)
ダニーは世界チャンピオン (ロアルド・ダールコレクション 6) / 感想・レビュー
ヴェルナーの日記
主人公・少年ダニーと父親との交流を物語ったハートフルなストーリー。これまで本シリーズは、ストーリー性の乏しい破天荒な物語で占めていたが、本作では父子の心温まる内容だ。ただダールの作品には、必ず政治的メッセージ性の高いものが多く、本作も例外ではない。ちなみに本作は自然動物保護だろう。イギリスには、ALF(Animal Liberation Front)や、SHAC(Stop Huntingdon Animal Cruelty)というテロ組織が存在する。その意味でいえば、本作もブラックユーモアに満ちている。
2015/07/31
わむう
ロアルド・ダールの作品にしてはブラックユーモアがソフト。睡眠薬で眠らされた鳥たちが目覚めて飛んで行く様子を想像すると楽しいです。
2018/05/12
ふろんた2.0
このシリーズの中では、ライムの連発もなく文章として読み込める。この話もただ狩ることを目的とした狩猟に対して痛快な行動をとります。
2014/03/24
おはなし会 芽ぶっく
5年生ブックトーク授業【夏休みおすすめの本】おとうさんから愛情いっぱいに育ててもらっている男の子、実はお父さんには秘密があって…。 『ぼくらは世界一の名コンビ!』 https://bookmeter.com/books/634962 と共に紹介。ダニーは柳瀬尚紀/訳、ぼくらはは小野章/訳。
2023/07/11
jima
父と二人で古い箱馬車に住む少年。
2024/01/13
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