KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

大地の子エイラ (中) (始原への旅だち 第 1部)

大地の子エイラ (中) (始原への旅だち 第 1部)

大地の子エイラ (中) (始原への旅だち 第 1部)

作家
ジーン・アウル
Jean M. Auel
中村妙子
出版社
評論社
発売日
1983-01-01
ISBN
9784566021136
amazonで購入する

大地の子エイラ (中) (始原への旅だち 第 1部) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

文庫フリーク@灯れ松明の火

ネアンデルタール人の一族で女は、素直で、従順で、慎ましく、謙遜であることが当然とされた。又、氏族の伝統によれば武器を用いた女は死と定められていた。イザから薬師の手ほどきを受けながら、偶然覗き見た石投げ器の訓練と、捨てられた石投げ器を手に入れたことで、エイラはその訓練に励む。一族の老人ゾウクから余った皮を貰い、新たな石投げ器を作ったエイラは一族の誰にもできない、連続して石を放つ技を会得する。忙しく働く女たちから離れ、草原へ歩きだしたブラウド(リーダー・ブルンの嫡子)の子、ブラクをハイエナが襲う。ブラクを→

2014/09/25

punyupunyu

旧人類の中で育つ新人類のエイラは、彼らの伝統・慣習を無条件で受け入れることはできず、シバシバしきたりを逸脱した行動をとってしまう。破天荒ではあるけれど、彼女の勇気ある行動と礼儀正しさは徐々に周囲の理解を得て、少しずつ部族に馴染んで行く。ただ一人、リーダーの子ブラウドのみは憎悪を募らせる。エイラの非常識な行動は悩みの種であるが、リーダー、ブルンは常に老熟かつ斬新な判断を下す。息子、ブラウドの狭小で狂気的な器とは対照的で、本編では上巻に比べてリーダーとしての器の大きさを強く感じました。

2014/11/08

詩歌

日本人は性差による体格、骨格の差が小さい。ネアンデルタールの社会でクロマニヨン女性なら脅威だろう。もっと強気だったらはたして生き残れただろうか。

2014/04/01

あか

計10数巻ありますが読書メーターには登録されていないようです。あまりに面白いので夜も寝ず一日で5.6冊を貪るように読みました。

2010/04/01

びっぐすとん

図書館本。なんだかあからさまな男尊女卑で嫌になってくる。エイラが氏族の掟を破って、女だてらに武器を使い狩りをする。そしてエイラの妊娠!時代が違い過ぎるし(時代考証は難しいし)、現代人の感覚で批判することは出来ないけど、この時代は生死に直結するから、リーダーの権限とか集団のルールが強いんだろうな。大きく話が動き出しそう、下巻が気になる。

2017/02/10

感想・レビューをもっと見る