マンガ西洋美術史03 「市民社会」を描いた画家」 ブリューゲル、フェルメール、ホガース、ミレー、ゴッホ
マンガ西洋美術史03 「市民社会」を描いた画家」 ブリューゲル、フェルメール、ホガース、ミレー、ゴッホ / 感想・レビュー
aisu
今まで知らなかった画家の生涯など、面白かった。他の本も読んでみたい。ブリューゲル、フェルメール、ホガース、ミレー、ゴッホ。
2015/09/29
P-man
ホガースの人となりは知らなかった、というかどうせあの作風なら嫌味なヤツなんだろうなと思っていたのだが、茶目っ気あるいい親父さんといった感じで驚いた。そしてゴッホ。彼の人生は痛々しくどのような媒体であれ読むには辛いが・・・これは輪にかけて遅々としてページが進まなかった。 ちなみにこの漫画でもゴッホが劇場のままに激しくキャンバスに筆を叩きつけているが、あの荒々しいタッチからは意外だが実際は彼は絵に関しては理路整然としていて絵の具も薄塗りらしい。
2015/04/29
プレミアムモルツ
このシリーズすごく勉強になります。第4巻目以降も期待しています。モネとかどう描かれるのだろう。
2015/12/27
nizimasu
版元の倒産もあったりしてこのシリーズも終わりなのかな。市民社会というのは、貴族が絵画の発注先だった時代から下った時代だけに、その中心はオランダのフリューゲル一族に、フェルメール。イギリスの物語絵画の元祖、ホガースにフランスはミレーにゴッホと何とも親しみやすい名前が並ぶ。それにしても個人的にはブリューゲル一族を陰で支えてきた大ブリューゲルの母方の祖母の教育で、それぞれの画家が出てきたというのは面白かったかも。ミレーのストーリーも以前に読んでいたが、マンガだとまた一段と人間関係がかいま見ててスイスイ読めた
2015/03/31
がんぞ
識字率の低いヨーロッパでは布教と信仰啓発に欠かせない手段として祭壇画が用いられ、教会建築と相まって感動の源泉となってきた。絶対王朝時代には記念写真や見合い写真のように使われた絵画がなぜ「庶民生活」を描くようになったか?ブリューゲルはキリスト受難中心の絵の周囲の群衆シーンで北欧風俗を描いている。/謎のフェルメール/英国初の国際的画家ホガースの『娼婦一代記』6枚、『放蕩息子…』8枚/フランス革命で「労働の尊厳」がテーマとされるようになりミレーの農民画/ヴァン=ゴッホの初期「じゃがいもを食べる人々」は本当に暗い
2017/09/28
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