美術とあそぼう! チューブくん絵本 モナ・リザはチョコの色 (美術とあそぼう!チューブくん絵本)
美術とあそぼう! チューブくん絵本 モナ・リザはチョコの色 (美術とあそぼう!チューブくん絵本) / 感想・レビュー
Kawai Hideki
美術作品を食べるチューブ君、食べるとその作品の色の成分が体に表れる。ダビンチのモナリザやゴッホのひまわりなど、名作の色の成分が分かる教育絵本。「色彩」が「味覚」に例えられるのも楽しい。ひまわりは「太陽の味」、モナリザは「ピスタチオクリームがはさまったチョコレートケーキ」の味、ミレーの落穂拾いは「小麦の味がしっかりとしたパン」の味。最後は食べ過ぎでどばーっとすごいことになってしまうのだが、そのオチも芸術作品にうまく着地。おあとがよろしいようで。
2015/09/19
アリ子
チューブ君の視点がたいそう面白い。色の見え方って人によって違うんだろうな。とても良い本だと思う
2015/06/01
あおい
名画を吸い込むとチューブ君の体は名画に使われている色に変身。ひまわり、モナリザ、泣く女…有名な絵がたくさん出てきて楽しい。息子は色の割合に興味津々でした。ジャクソン・ポロックの「ナンバー1」が気に入った様子。ちゃんと作品紹介のページもあります。
2017/01/26
aiaimo`olelo
絵具のチューブの形をしたチューブくんと一緒にさまざまな美術作品に出会える絵本。この絵本のテーマは「色」。名画レストランにやってきたチューブくん、注文した名画を吸い込むと…名画で使われている色がチューブくんの体に層のように重なります。ゴッホの『ひまわり』は想像していた通り黄色とオレンジがたくさん使われているけれど、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』やムンクの『叫び』は思っていたより青や赤が少ない!リンゴは赤、空は青といった物の固有色から色彩を解放した印象派の画家たち。特に色彩を点にまで分解したスーラの絵
2020/09/24
ひなぎく ゆうこ
絵画の観賞法が知りたくて、息子と読みました。ピカソの『泣く女』のインパクトは“ピリッとくるスパイス”とな、なるほどね。
2020/02/04
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