人事万華鏡: 私の人の見方・育て方
人事万華鏡: 私の人の見方・育て方 / 感想・レビュー
あこ
いい人材を求めたくても、そう十分に得られないこともあるし、むしろそれが世の常の姿であるというお話の中で集団を構成した時の割合『2-6-2の法則』の話が出てきて、そうだったー!と思い出し、なんだか気持ちが楽になり救われました。上司というのは心配引き受け、悩み解消の総本山だと思えば、次から次へと発生する問題に、“人を使うは使わるる”の心意気で役割を果たしていく立場ですね。
2017/06/18
Kaz
仕事の役職として人の上に立つことの難しさに悩み続ける日々。自分のやっていることは果たして正しいのか。本書を読んで猛省したりほっとしたり。せめて、本書に書かれているように、仕事に対する情熱だけは誰にも負けないと自負できるようになりたい。
2014/10/10
VooSee
まだ読み終わってはいないのですが、今日も採用・人絡みで悩むことがあり、手にとった次第です。そしたら最初の15ページで悩みが晴れ、20ページで悩みが活力に変わるほど、心にしみました。やっぱり迷ったら松下幸之助だなぁ、40年も前に答えがあったとはーーと思って読んでたら、すべての話が素敵すぎるので、人のことでお悩みの方はぜひご一読を。
2013/05/07
Itsuma Tanaka
ESADE MBAの最初の1年で一番興味を持つに至った分野が人事制度論だったので手にとった本。 チームを作る/チームで働くにあたっての心構え、というか、コミュニケーションは最後はハートでするものだよね、という考え方は、すごく共感。 太田垣関西電力社長「社長、それはできません」「それなら私が自分でやろう。そのかわり君にはやめてもらう」 →Accountabilityの重要性。
2016/07/22
Crystalyuyu
松下幸之助が、長い経営者人生の中で会得した、企業の中で、部下を持つ人の心得がまとめてあります。「人を使うは公事」という言葉がすべてを語るように、使用者となる人は、仕事ができる云々というより、使用者にふさわしい人格であることの方が、必須条件であり、また、使用者たるもの、日々精進し、その人格に磨きをかけなければ、正しい判断・決断は行えないものであることも、よく分かります。まさにその通りと、腑に落ちる話しの数々は、教科書のように、折にふれて、読み返し、基本に立ち返りたい一冊です。
2020/12/18
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