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初ものがたり (時代小説捕物シリーズ)

初ものがたり (時代小説捕物シリーズ)

初ものがたり (時代小説捕物シリーズ)

作家
宮部みゆき
出版社
PHP研究所
発売日
1995-07-01
ISBN
9784569547855
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初ものがたり (時代小説捕物シリーズ) / 感想・レビュー

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のり

6話からなる連続短編集。岡っ引きの「茂七」親分の元には様々な難事件が…切ない話や心温まる話。それにしても稲荷寿司の屋台で出してる料理の数々が全て美味しそう。謎の多い親父がつくる品々。茂七親分がいる本所深川は安泰だ。「鰹千両」が特に好みだった。

2020/11/17

星群

宮部みゆき+江戸時代×初もの=涙ホロリの人情味溢れる時代小説。鰹を千両で買いたいと言われた棒手振りの魚屋の『鰹千両』が印象的。

2013/01/01

かお

時代小説は苦手なのに、スルスラ読める!茂七さんという、岡っ引き親分と下っ引きの糸吉、権三が事件を解決する短編集。人情味もあって、渋い茂七さんの光る推理がいい。その推理を助ける、稲荷寿司屋台の親父さんが何者なのかが最後まで分からない。 「きたきた捕物帖」につながっているようなので、楽しみにしたい😊 集中力のいる宮部さんしか読んだことがなかったので、軽く読める作品作りに会えて嬉しかった🎵

2022/05/10

aocchi

あさのあつこさんの「天を灼く」を読み終え、続けての時代小説。どちらも心に残る物語でした。茂七親分の情の深さが心に沁みました。全然関係ないことですが、ちょっと気になったのが茂七親分って子供さんはいなのかな?いなり寿司の屋台ってあるんですね。そこで出される他の料理もとても気になっています。また屋台の親父の正体も気になります。続編を書いてほしいです。

2018/10/15

keco

料理と時代物の組み合わせが好きなので手を出した、初宮部みゆき。美味しそうな描写はあまり多くないからか余計にいなり寿司や稲荷寿司屋台の親父が作るものが美味しそう。あとはひたすらカツオが食べたくなった。茂七の言い回しや人情味の感じられる場面、好きでした。日道に対する接し方も茂七親分ならではの深さからくるいたたまれない怒りや情けを思わせる。最後まで日道は日道だし、屋台の親父の過去も有耶無耶っちゃ有耶無耶。行き場のない子供たちの話しはなんとも言い難かった。悔しくて。それでも今の時代にもいてほしいと思う茂七親分。茂

2016/10/12

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