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この国のなくしもの: 何がわれらを去勢したのか

この国のなくしもの: 何がわれらを去勢したのか

この国のなくしもの: 何がわれらを去勢したのか

作家
野坂昭如
出版社
PHP研究所
発売日
1997-08-01
ISBN
9784569557229
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この国のなくしもの: 何がわれらを去勢したのか / 感想・レビュー

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かりんとー

野坂昭如も亡くなったんだよなあ。面白いおっさんだった。しかし正鵠を射る言葉の数々。只者ではなかった。(松岡正剛千夜千冊81冊目)

2023/06/20

春菊

トネリコさん同様、私も松岡正剛千夜千冊に採り上げられていたため読んだ。「現在の問題、作者の過去の経験、経験に基づく現在の問題に対する対処法」のパターンで大体の章が展開して行く。過去の経験談はそれなりに興味深いが、現在の問題との関連ではこじつけ気味な感じがして熱中して読める本ではなかった。文壇バァの話は説教臭さがなく良かった。以前、野坂昭如の小説をいくつか読み、戯作調に込められた真剣さに感銘した記憶があるが、僭越ながら、このエッセーでは本当に単なる戯作に終わっているのではないだろうか。

2021/01/19

竹薮みさえ

小気味よく切ない。

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