人間を考える: 新しい人間観の提唱・真の人間道を求めて (PHP文庫 マ 5-18)
人間を考える: 新しい人間観の提唱・真の人間道を求めて (PHP文庫 マ 5-18) / 感想・レビュー
コウメ
人間について、松下幸之助さんの考えが書かれた1冊。人間を説明していくうえで歴史を学ぶ必要がある。「宗教、科学、道徳、教育、政治」が文化を発達させてきた。しかし、文化の発達によって不幸が大きくなっているのもまた事実、その理由の1つが戦争!お互いを研究し、努力しても争いをすれば、真の幸せにはならない。歴史を学ぶこれがこの1冊のメッセージだと思う。後半はこの本を読んだ人の感想!難しいかったのでもう一度今年中に読みたい。
2019/06/02
モッタ
★★★★★ 人間を考える。これは哲学者でもなく、宗教者でもなく、科学者でもない、経営者が考えたものだ。経営者が人間とは何かを考え、そのときに考えたより良い提示をする。人間観・・・人間は、たえず生成発展する宇宙に君臨し、万物の王者としてそれぞれの本質を知り、活かすことによって物心ともに真の繁栄を生み出す。天命を全うするという人間の本質を知り、実践することが使命であり、新しい人間観である。人間道・・・自然の理法に則し、何事にもとらわれない素直な心をもつこと。人間観は人間道によって達成される。
2012/02/05
モッタ
★★★★★ いまから、松下幸之助さんが理想の人物だとおっしゃっている方とお会いする。そのために、復習したく読んだ。三度目にして、また新たな気づきもあり、納得させられることもあった。松下幸之助さんは抽象度について演繹法で物事を考えることができるし、さらに帰納法で考えることもできる。素晴らしいお方だ。
2012/09/11
モッタ
★★★★★ 私たち人間はもっと人間のことを知るべきだ。宇宙の真理を見抜き、地球を学び、生物の多様性を喜び、万物の王者である人間を知べきである。私たち人間が変われば、万物を変えうる事ができる。良い思想を持ち、いい日々を送れるようにしたい。
2012/03/08
hiyu
人間の本質や本質をもとに如何に振る舞っていくか、ノブレスオブリージュとはまたどこかが違う、そういう印象。本書で何を訴えたいのか何となく意味が分かるが、本質を自分がどこまで理解しているかが微妙というのが正直。修業が足りない。
2021/11/27
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