武術の新・人間学: 温故知新の身体論 (PHP文庫 こ 37-1)
武術の新・人間学: 温故知新の身体論 (PHP文庫 こ 37-1) / 感想・レビュー
C-biscuit
本棚整理で再読。帯が桑田真澄なのも読みごろである。武術の心得がなくても面白く読める内容である。もっとも武道や歴史小説好きにはさらに面白く読めることと思う。鹿島神流国井善弥が凄い人のようで、何度読んでも亡くなられて50年くらいの人とは思えない。その他、武田惣角や嘉納治五郎など有名な人物が色々な形で紹介されている。凄いのは桜井章一氏であり、武術のの本であるが覚悟の部分が武士なのであろうと思う。その他、刀や手裏剣などトリビア的な要素も多く。興味深い内容である。人の身体は面白く出来ており、まだまだ可能性を感じる。
2016/02/29
けん
★3.0
2020/05/29
さきん
私もいろいろ身体の使い方に関して参考にしている。疑心暗鬼であったが、実際やってみると筆者の言っている通りにいろいろな発見を確認できた。
2015/07/11
文章で飯を食う
いわゆる達人という人が本当にいたことを、今でもまじめに探求している人が、日々の気づきや達人のことを書いた本。おもしろくてしょうが無い。
2012/09/14
デビっちん
一般的には「有効である」と深く信じ込まれていることも、けっして最善ではない。過去に存在した達人の運動技術を軽快な文章で紹介している。ねじり戻しでパワーを得ることが、別の方法を使うと捻らないでもパワーを出すことができることには衝撃を受けた。著者は、講演で同じ話はせず、自分が興味あることを話す。聞き手のセンスによって伝わることが制限される。ならば、自分が今一番興味あることを話す方が熱意も伝わるし面白い。読書も読み手のセンスに制限されると思った。同じことのくり返しを変化させるには?
2015/03/20
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