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永遠なれ、日本 (PHP文庫 な 39-1)

永遠なれ、日本 (PHP文庫 な 39-1)

永遠なれ、日本 (PHP文庫 な 39-1)

作家
中曽根康弘
石原慎太郎
出版社
PHP研究所
発売日
2003-03-05
ISBN
9784569579245
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永遠なれ、日本 (PHP文庫 な 39-1) / 感想・レビュー

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岡本

14年前に書かれた両氏の対談本。両氏の先見性の高さには驚くばかりでこれが変わった変わらなかったと現代を思いながら読み進めました。中曽根氏の言っていた憲法改正は現政権において話が大分進みましたがまだ難しいのかな。石原氏の言うように中国は分裂するのだろうか。

2015/03/19

Mark X Japan

中曽根・石原両氏の似ているようで、異なる考え方は、最後まで続きました。両氏が願っていた二つの改正のうち、教育基本法は、第一次安倍内閣で改正されました。改正内容について両氏のコメントが知りたいです。憲法改正も、今年7月の参議院選挙後に、石原氏も直接加わって行われる可能性が出てきました。時代は確実に動いてます。あと、テレビの放送内容(放送法)もそろそろなんとかして欲しいです。当時から気付いていた両氏の慧眼は流石です。☆:4.0

2013/03/03

ceskepivo

二人の対米・安保観はもちろん、死生観・人生観まで知ることができて興味深い。政治家が直面する政治課題を処理するのは当然であるが、国家の将来まで責任を持つという気概があるのならば、自らの死生観・人間観をさらけ出し、共感を求めるべきであろう。そういう意味で、「社会、国家、世界まで含めて私の存在は無限の縁の連鎖の一部にすぎない」(60頁)との中曽根氏の発言は印象的。また、彼が原子力空母の入港を事前協議の対象と考えていたのは驚きだ。

2010/09/18

choku_tn

20年ほど前の対談だが読み応えある内容。 最初に2人が語るいわば「原体験」の部分が心に残る。それは2人の政治行動に少なからず影響を与えたことが各論に進むと浮かび上がる。 美化した部分もあろうが自身の原体験、政治家としての背景を成す事柄について滔々と語れる政治家はいま殆どいない。その点だけとっても2人はひとかどの人物だったと言える。 石原氏の語るチャイナの「膨張性」、中曾根氏の語る「集団的自衛権」のくだりは先見性に富んでいる。

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