恋する罪びと (PHP文庫 た 53-1)
恋する罪びと (PHP文庫 た 53-1) / 感想・レビュー
くさてる
「伊勢物語」にはじまる王朝の恋から「古事記」や「心中天浦島」、与謝野晶子や白蓮夫人までを題材に、道ならぬ恋、夫婦の情愛、思うに任せぬ恋心、悲恋にせつない片恋まで、さまざまな文学作品にまつわる恋物語を、田辺聖子流に解説した一冊。お聖さんが自分の好きな男女の関係を、膨大な古典書籍のなかから上手につまみだしてはその美味しいところを紹介してくれる、といった趣で、楽しく読みました。
2015/11/09
ポメ子
色々な時代、人物の恋模様を知る事が出来た。
2023/12/14
shou
万葉の伝説や王朝時代の古典作品などから、恋物語をピックアップ。巴御前の描写やお通と宮本武蔵の純愛は引き込まれる。業平の恋の大きさはさすが。
2014/10/10
これから考える
おせいさんが亡くなったと聞いて、しばらくぶりに読みました。kindle unlimitedで見つけたました。おせいさんのユーモア小説はいくつか読みましたが、こんな事でも無いと手を出さないタイプですが、ほんのりしました。合掌。
2019/07/19
norisue
面白かった~!どの恋もいいですね、まっすぐで。ただやっぱり語り継がれるのは悲恋が多いんですね。巴御前のお話なんてウルッときちゃいます。
2014/07/31
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